【2025年】樹徳高校入試 国語 入試分析と対策　　前橋市西片貝町の塾『慎塾』 | 前橋市片貝で塾に通うことをお考えの小中学生や高校生に役立つ情報をお届け

• 試験時間：50分
• 配点：100点
• 大問構成：全4題
• 問題数：全34問

構成は以下の通りです。

• 大問1： 説明的文章

• 大問2： 文学的文章

• 大問3： 古文

• 大問4： 漢文

樹徳高校の国語は、4分野すべてがバランスよく出題される、まさに総合力テストです。

出題内容は以下の通り。

• 漢字・対義語などの知識問題：6問

• 指示語の内容把握：1問

• 内容理解問題：4問

文章自体の難易度は標準レベル。
論説文は、筆者の主張がしっかり書かれていることが多いので、段落ごとの構成を意識して読めば、答えの根拠をすぐに見つけられるタイプの問題です。

特に、「どの段落で何が書かれているか」を確認しながら読む習慣をつけると、正答率が大きく上がります。

著作権の関係で過去問には本文掲載がありませんでした。残念ですが、内容に関する分析はできませんが、過去問に載っている出題構成は以下の通りです。

• 表現に関する問題：3問

• 接続語に関する問題：1問

• 内容把握に関する問題：3問

文学的文章は、登場人物の心情の変化や情景描写の意味をしっかりつかめるかどうかがポイントです。
物語を「読み味わう」姿勢で読むと、自然と答えが見えてきます。 

出題内容：

• 現代仮名遣いに直す問題：3問

• 主語を答える問題：2問

• 漢字の読み：1問

• 内容把握：2問

全体的に基本レベルの出題です。
ただし、主語を意識せずに読むと内容を取り違えることもあります。

古文では「主語を意識して読む」ことが最重要。
現代仮名遣いの練習や、文法の基礎を確実に身につけておくと、ぐっと読みやすくなります。

出題内容：

• 詩の形式を答える問題：1問

• 季節を答える問題：1問

• 主題を選ぶ問題：1問

• 押韻の問題：1問

• 内容把握：1問

• 書き下し文の作成：1問

全6問。
内容自体は難しくありませんが、文法知識や基本句法がわかっていないと判断に迷う問題が4問ほどあります。
基礎知識は確実にしておきたいですね。

樹徳高校の国語は、全体的に標準レベルの問題構成。
しかし、「基本を正確に」「本文から根拠を取る」ことができるかで得点差がつきます。

特に、古文・漢文は基礎知識＋読み方のセットが大事。
現代文は「文章構成を意識して読む」、文学的文章は「心情の流れを追う」、
この2点を意識して練習していくと、安定した得点力が身につきます。

国語って、一見「センスの科目」に思われがちですが、実は違います。
読み方と考え方を身につければ、誰でも必ず点数が上がります。

焦らず、じっくり。
本文の中から答えを探す「読解の習慣」を身につけていきましょう。

一歩ずつ、確実にね。