「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ  

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中学生モチベーション
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コミュニケーションを見直す

サラダ記念日との出会い

こんにちは

🔥超集中空間プロデューサー🔥

慎塾 塾長の喜田慎吾です。


「寒いね」と話しかければ

「寒いね」答える人のいる

あたたかさ


これは俵万智さんの

「サラダ記念日」

にあった歌です。


生徒に

「サラダ記念日って知ってる?」

と聞いたら、

「あ~教科書に出てきてたかも」

という返事。


「えっ!?教科書に出てくるの?

オレ、リアルタイムだったのに…😰」


「サラダ記念日」というと

私が小さかったときに

かなり話題になりました。

280万部を売り上げ、

ベストセラーになった歌集で、

社会現象にもなりましたね。


『この味がいいね』と

君が言ったから

七月六日はサラダ記念日


という歌を聞いて、

「この歌、なんか素敵だ!」

と心にグッときたのを

覚えています。


先日、

コーチングの勉強会に参加したときに、

サラダ記念日に収録されている

「寒いね」と話しかければ

「寒いね」と答える人のいる

あたたかさ

という歌に出会いました。

これまたグッときました。

激動の社会と教育

さてさて、

その勉強会に参加しようと

思ったのには理由があります。


今、教育は

ものすごいスピードで変化しています。


例えば教育観。

昔の教育はKKKサイクル重視でした。

「聞く」「書き写す」「記憶する」

のサイクルです。


今はAARサイクルが注目されています。

Anticipation:

自ら楽しいことを考える、予測する、見通しを立てる

Action:実践する

Reflection:振り返る

ということで、

2030年を生きる子どもたちの学習の枠組み

「OECD 学びのコンパス(羅針盤)2030」

で紹介されており、

簡単に言うと

「自分がワクワクすることを、

まずはやってみて、

やってみてから、また考えれば良い」

みたいなイメージが、

脚光を浴びています。


また、

日本の目指すべき社会の

方向性も変わってきています。

Society5.0と言われています。

Society 1.0…狩猟社会

Society 2.0…農耕社会

Society 3.0…工業社会

Society 4.0…情報社会

と進化・発展し、

これに続く新たな社会の姿と

位置付けられているのが、

Society 5.0です。


現在の情報社会(Society 4.0)が抱える

課題や困難を克服し、

「人々が快適で活力に満ちた

質の高い生活を送る

人間中心の社会」

を目指しています。


当然教育も

Society 4.0の勉強から

Society 5.0に向けた勉強に

変わってきます。


そんな教育の変化に

対応していくために、

本当に必要なものの1つが

コミュニケーションだ

と考えています。


そして、

今のコミュニケーションスキルで

十分なのか

と疑問を持つようになり、

もう一度勉強し直そうと

勉強会に参加しました。

もしお子さんが「寒いね」と言ったらなんて答えますか?

そこで先ほどの歌になるわけです。
もしお子さんが

「寒いね」

と言ったらなんて答えますか?

私が出した答えは、

「寒いなら着ればいいじゃん」

でした😅


ひょっとしたら、
「寒いんだったら煖房つけて、暖かい格好して!」

「ひょっとして風邪なんじゃないの?熱を測って!すぐ寝なさい!」

なんて言う人がいるかもしれません。


この会話を

否定するつもりはありませんが、

コミュニケーションが

成り立ってないことに

気づくのではないでしょうか。


コミュニケーションの基本は

自分の話を聴いてくれて、

自分の考えや話をきちんと受け止めてくれて、

分かってくれて、

自分の意見に寄り添ってくれて

という

傾聴・承認・質問

が大事だと思っています。


「寒いね」と言ったら、

アレをしろ!コレをしろ!

と言われたり、

そんなの自分でなんとかしろ

と言われたら、

安心して話をすることもできませんし、

心も寒くなってしまいます。


でも、

「寒いね」と言われて

「寒いね」と返してくれる。


これって相手の言ったことを

ちゃんと聴いて、

承認して、

共感しています。


そうすることで、

あたたかさを感じるわけです。


この歌を聞いたとき、

あ~これこそコミュニケーションだ

と思いました。

「生徒の成長を信じる」私のあり方がコミュニケーションの大前提にあります

私が最も大事にしているのが

人は総である

という言葉です。


人は生まれながらに
すべてを持っている

という意味です。


真面目な面もあれば、

怠ける面もある。


しかし、

人は育とうとする生き物ですし、

人は自分の中に答えを持っています。


ただ、

それを言葉にして伝えるのが

難しいだけです。


だから、

私が私の考えを

ただ押しつけるのではなく、

生徒一人ひとりの中にある考えを

じっくり聞きながら

引き出すことが大事だと思います。


つまり、

私の持っているコミュニケーションスキルではなく、

私のお子さんたちへのあり方こそが

最大のコミュニケーションになる

と考えています。


Society 5.0では、

さまざまな技術のアイデアを出したり

ゼロから価値を生み出したりして、

自分から未来を切り拓いていく能力を

持った人材が求められています。


多くの情報技術が溢れている時代では、

人間だからこそできる価値を

見出すことが大切です。


その成果と社会課題をつなげ、

プラットフォームをはじめとした

新たなビジネスを創造できる

人材の育成が期待されています。


共通して求められる力としては、

以下の3つが挙げられます。

✅文章やデータを正確に読み解き・対話する力

✅科学的に思考・吟味し活用する力

✅好奇心・探求力が豊富で価値を見付け、生み出す感性と力


そのためには、

論理的に考えたり

状況に応じて考えたり

することが重要ですし、

それらをアウトプットすることが

大切です。


コミュニケーションを取りながら、

考えていることを

自由に表現する場を

たくさん提供していこう

と固く心に誓いました。


今回の勉強会で、

もう一度あり方を見直すことが

できました。


Teachはもちろん
生徒の力ややる気を引き出すCoachにも

力を注いでいきます。

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個別指導型自立学習塾 慎塾

住所:群馬県前橋市西片貝町5丁目23-14関野ビル201

電話番号:027-212-9512

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