健大高崎の国語は○○○○を聞かれる問題が多い　　前橋市西片貝町の塾『慎塾』 | 前橋市片貝で塾に通うことをお考えの小中学生や高校生に役立つ情報をお届け

大問1は現代文です。

「現代文は1つ？2つ？」

健大の現代文は1つです。

ずーっと論説文の読解が

出題されています。

「そうなんだ。じゃあ問題は多いんだね。」

大問1は

(1)は漢字が6問

(2)は接続語の穴埋めが2問

(3)･(4)･(6)･(10)は内容一致の問題

(5)は適語補充

(7)は適文補充

(8)は資料の読み取り

(9)は文章の構成

といった感じですね。

問題はまずまず多いですね。

「多いな～。文章は難しいの？」

私は標準レベルだと思っています。

ただ、2023年は

自然科学系の文章で

読みにくいと思う人は

多かったのではないかと思います。

「内容一致の問題が多いよね」

そうですね。ということは、

正確に読めなければ得点しづらい

ということです。

「内容一致ってどんなことを聞いてくるの？」

一番多いのは

「筆者の考えと一致するもの」

です。

他には、

「単純に内容と一致するもの」

「論の展開の仕方」

ですね。

「じゃあ、その辺を注意して読めばイイの？」

そうですね。

そこが読み取れると

内容はつかめますので、

筆者の主張は必須です。

選択問題は

ちょっと迷う選択肢も

入っていることが多いです。

選択問題の解き方を

身につけておくのも必要ですね。

大問2は古文です。

「古文は普通と違うことあるの？」

いや、無いかなぁ。

いたって普通だと思います。

「じゃあ、現代語訳とか内容の問題とか？」

そうです。

(1)は会話部分を選ぶ問題

(2)･(5)･(6)は内容一致の問題

(3)は現代語訳

(4)は主語を答える問題

(7)は文学史

です。

「内容一致はどんなことを聞いてくるの？」

本当に内容です。

「～の理由として最も適当なものを選びなさい」

「本文の内容として最も適当なものを選びなさい」

という問題です。

なので、

ちゃんと読めていないと

理由とかは難しいですよね。

「そうだね。」

古文はざっくりでいいので、

全訳する練習をしておくと

いいですね。

「その全訳が難しいんじゃん」

古文は日本語です。

なので、

聞いたことのある言葉が

かなり多いです。

ただ、古語なので、

区切れるところが

分かりづらかったりします。

そこで効果的なのが、

音読です。

音読すれば

うまく読めるところと

うまく読めないところが

はっきりします。

うまく読めれば

大抵の意味はつかめるでしょう。

うまく読めなければ、

その練習をすれば

語彙も増やすことが出来ます。

ですので、

古文をうまく訳せない人は

まずは音読をしてみることを

お勧めします。

大問3は漢文です。

「古文と漢文は両方出るんだね」

そうですね。

健大は両方出題しています。

「こっちも内容一致が多いの？」

漢文については5問の出題なので、

古文よりは少ないですよ。

(1)は同じ意味の漢字を選ぶ問題

(2)と(5)が内容一致

(3)は返り点

(4)は漢字の意味

です。

そんなに変わった問題は無いですね。

「じゃあ、いつも通りの勉強でいい？」

はい。基本が出来ればOKです。

返り点が分かって、

書き下し文が書けて、

現代語訳が出来る。

これでOKです。

あとは、過去問を解いて

漢字の問題とかやってみて

こういう問題が出るかも知れないんだな～

と分かっていれば

対応できると思います！

大問4は漢字です。

「漢字だけで大問になるんだね。」

大問4～6は知識問題です。

大問と言っても漢字5問ですよ。

「おぉ、少ない」

少ないけど、ココの漢字は

ちょっとやっかいです。

「なんで？」

部首を答える問題なのですが、

違う部首を選べ

という問題なんです。

「それが難しいの？」

ちょっとやってみましょうか。

①池　②汗　③酒　④注

さぁ、この中で

部首が異なるのはどれ？

「…全部さんずいじゃん」

ね、難しいでしょ。

「これ、どうすればいいの？」

答えは過去問を解いたときの

お楽しみね。

うーん、漢字は数が多すぎて

しかも、配点も低くて

これだけのために

長い時間を割くのは

もったいない

と思っちゃいます。

なので、漢字については

出てきたものをその都度

出来るようにしていく

というのが効果的だと思います。

大問5は故事成語です。

「知識問題が続くね？」

そうですね。これも4問です。

「意味をいうの？故事成語を答えるの？」

意味が書かれていて、

その意味を持つ故事成語を選ぶ

という形式で出題されています。

「これはひねりは無いね」

まったくありません。

知っているか、知らないかだけです。

なので、これも

出てきたものをひとつずつ

覚えていけばいい

と思います。

もし、ちゃんと対策したい人は

故事成語や四字熟語の

単語帳のようなものを

1日○個と決めて覚えていければ

十分な対策になるとおもいおます！

大問6は文法です。

「どういう形式で出るの？」

文法はいくつか出題形式があります。

例えば

文の一部に線が引かれていて

健大の国語は

型が決まっているので準備しやすい

と思います。

極端に難しい問題は無く、

基本的な問題が多いですね。

ただ、

内容把握の問題が多いので、

正しく読み取る力が問われます。

目の前の1問を解けたらOKの

勉強ではなく、

どんな問題が来ても正しく読める

読み方

を身につける勉強をしておきたいですね。