あなたの言葉には価値がある　前橋市西片貝町の塾『慎塾』

こんにちは。

超集中空間プロデューサー

慎塾　塾長の喜田慎吾です。

今まで20年もの間、

生徒や保護者と面談をしてきました。

たくさんの方と話をしているので、

いろいろなタイプの生徒がいました。

30分の予定が2時間も話したこともありました。

親子で喧嘩が始まったこともありました。

保護者様が私に食って掛かってきたこともありました。

面談中に泣き出す子もいましたね〜。

面談の基本的なスタンスは

子どもの話を聴く。

保護者様に、

ちょっと黙っててください

と言ったこともあります。

それくらい

面談で子どもが自分の意思を話すのは大変なことなんです。

たくさん面談してきた中で

子どもが

自分の考えたことを言葉にできない

という場面に何度か出くわしたことがあります。

そんな時

私がまずする事は

何も話さないこと。

これは

私が沈黙を怖がって

その生徒が黙っている時間に

「こういうこと？」

「こういうこと？」

と次から次へと聞いていってしまうと

その人は私に

yesかnoしか言わなくなってしまいます。

ひょっとしたらその人は

まだ考えている途中かもしれない。

生徒が考える時間を奪い

生徒が考えたことを表現する場を奪う

結果になるかもしれないのです。

まずは聴くと決めたら聴くことです。

また普段から親の干渉が強く、

なかなか自分の意見を言えない

という生徒もいます。

「親の言うことが正しく、自分の考えたことは言うべきではないのではないか」

と感じている生徒もいます。

「友達付き合いがあまりうまくいかず、自分の意見なんてどうせ誰も興味を持っていない」

と感じている生徒もいます。

まぁ理由は様々ですが、

自分の意見を人に伝えることに意味がない

と思っている生とは多かれ少なかれます。

でも本当に意味がないのでしょうか。

例えば面談でその人が私に

「今こんなことに困っていて…」

と話してくれたとします。

　↓

そうすると私は

「そういうことをに困っているのね」

と知るわけです。

　↓

知ったら

「じゃあどうやったら改善できるかな」

と一緒に考えていきます。

当たり前の流れかもしれませんね。

でもこれがどういう意味かわかりますか？

私の中に変化が起きたのです！

それを聞くまで

「キミがそんな不満を持っていることに

気づいていなかったよ」

という事はよくあります。

でも、教えてくれたことにより

解決方法を考えるようになります。

聞かなかったら

きっと考えることのなかった解決方法です。

また

「自分が将来こんなことをやりたいんだ」

「一学期こんな目標を立てて、これを実現したいんだ」

と考えたとします。

教えてくれたことによって、

どうすればそれが実現できるかを考え始めます。

そして提案をしたり、

さらに話を進めたりすることで、

私だけではなく、

その話してくれた生徒にも変化が起きるかもしれません。

つまり

あなたには、

あなたの言葉には、

あなたの存在自体自体には、

何者にも変えがたい価値がある

のです。

これは疑いのない事実です。

あなたは存在自体が素晴らしい。

面談を通じて、

その素晴らしさを

もっと高いレベルの素晴らしいに

変えていくことができれば、

そして

自分自身を大好きで、

チャレンジが大好きな

成長することが大好きな

周りの友達を応援することが大好きな

生徒に育っていってほしい

と思って面談をしています。